YOKOGAWAの主力製品として、石油精製や石油化学、化学、鉄鋼・非鉄金属、電力、ガス、食品、薬品、パルプなどのプラントにおいて、差圧・圧力を測定する伝送器。その製造工程である部品加工ライン『ねじ込みBODY自働化ライン』では、かつて目標直行率が99.60%に対し97.87%と大幅に下回っていました。
その不適合発生原因を分析し、外観傷不良の約8割は加工機等がワークを把持する際に発生していることを追究し、生産設備3台の改善を行い、直行率を99.98%と大幅に向上させました。
①NC旋盤加工工程
ワーク把持部分の変更・チャック形状の変更
②タッピングセンター加工工程
ワーク把持部分の変更・チャックの切粉と加工油排出用ドレン穴の追加
③部品搬送ロボット
エアブローノズルの位置変更によるチャッキング時の切粉除去