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コラム
【ストップウォッチ】内部で水晶が震えています
タイムを競う競技には、時間計測は欠かせません
🔹 9月に開催された東京2025世界陸上では、国立競技場に集まったファンの熱い声援が会場を包み、大いに盛り上がりを見せました。
🔹 陸上競技だけでなく、水泳やモータースポーツなど、タイムを競う競技には時間測定は欠かせません。
🔹 特にオリンピックのように種目が多い競技大会では、複雑で高度な計時システムが導入されることが一般的です。

🔹 しかし、私たちの日常に最も身近な時間計測の道具といえば、やはり「ストップウオッチ」でしょう。
🔹 今回は、そのストップウオッチの校正方法について、わかりやすくご紹介します。
ストップウォッチ(クオーツ式)の内部では水晶が振動しています
🔹 ストップウォッチは大きく分けると「機械式」と「クオーツ式」があります。
🔹 「機械式」のストップウォッチを見ると懐かしいと思われる方もいらっしゃるかもしれませんが、製造現場ではまだまだ現役で活躍しています。
🔹 一方で、ストップウォッチと聞いてまず思い浮かべるのは、デジタル表示の「クオーツ式」ではないでしょうか?
🔹 そこで今回は「クオーツ式」のストップウォッチの基本構造について説明します。

🔹 クオーツとは水晶のことで、水晶に電圧を加えると変形して一定の周期で振動するという「逆圧電効果」が働き、水晶振動子として32.768kHzの振動特性を持つことができます。
🔹 32.768kHzは1秒当たり32768回振動するということなので、「水晶振動子が一定の周期(32768回)で振動すれば正確な1秒が算出できる」ということになります。
ストップウォッチ(クオーツ式)の校正方法は?
🔹 ストップウォッチ(クオーツ式)の校正は、水晶振動子の周波数「32.768kHz」に対する誤差を測定し、1日あたりの時間のズレ(日差)がどれくらいあるかストップウォッチ校正器を使って求めます。

🔹 ストップウォッチの中で密かに水晶が震えていると考えると、なんだか不思議な気持ちになりませんか?
🔹 ちなみに、過去に使用されていた10kHzなど、もっと低い周波数の水晶発振子の中には音が聞こえるものもあるそうですが、現在のストップウォッチの振動は人間の耳にはまったく届きません。
🔹 「ストップウォッチ校正器」は、そんな人が感じることのできない水晶の僅かな震えも逃さずキャッチする、まるで獲物の気配を察知する優秀なハンターのような計測器です。

🔹 冒頭で「タイムを競う競技には時間測定は欠かせません」と申し上げましたが、ものづくりの現場でも、時間測定が品質や試験の結果に影響することも多い、重要な項目です。
🔹 そんな、ストップウォッチの校正は当社へご依頼ください。
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