横河デジタル株式会社

サステナビリティ経営支援サービス

サステナビリティサービスの背景について

【現状】

  • サステナビリティ基準委員会(SSBJ)が公表した草案(SSBJ基準)によると、プライム上場の全企業を対象に、早ければ2027年3月期よりサステナビリティ関連財務情報を有価証券報告書で開示することが順次義務化される見込みです。

  • サステナビリティ情報の保証に関する国際的な基準が2024年11月に公表されました。金融庁金融審議会「サステナビリティ情報の保証に関する専門グループ」においても、サステナビリティ保証適用義務化の導入時期が検討されています

  • グリーントランスフォーメーション(GX)推進法の改正案により、2026年度から排出量取引制度の本格導入が閣議決定されました。これにより排出量を超過した場合は、取引価格1割増しの負担金を支払うことになります。

【企業に求められる対応】

  • 現状とSSBJ基準の要求事項との差を調べ、Scope3を含めたGHG排出量の算定や第三者保証に対する準備が求められます。

  • 現在のGHG排出量を正確に把握し、排出量が大きい箇所から削減に取組み排出量取引に備える必要があります。

サステナビリティサービス概要

  • 現状漠然としているエネルギー使用量と用途を明確にします
    弊社計測技術の知見を活用し、設備別/用途別のGHG排出量を計算できるシステムを構築します。

  • GHG削減施策を立案します
    詳細に得られたデータを詳細に分析し、現場調査やヒアリングを行うことで、GHG削減施策を立案し、そのロートマップを作成します。

  • カーボンフットプリントの計算を行います
    ISO14067等の法規制に対応した、製品毎のGHG排出量を算定するための計算ロジックを立案し第三者保証に適合した報告書を作成します。

  • サステナビリティ活動による企業価値向上を支援します
    グローバル評価を高めるサステナビリティ活動を立案し、施策を遅滞なく実施する組織体制構築を支援します。

弊社サービスの優位性

A. Scope1,2,3算定

  1. 他コンサル会社よりも深く正確な理解
    弊社は横河電機が導入している測定システムを把握しているため、初期調査において他コンサル会社よりも計測対象や種別などを深く理解した調査ができ、計装システムの知見を活かしたデータ収集や分析を行うことができます。

  2. カーボンフットプリント算出の知見を活用
    Scope1,2,3を算出することで、GHG排出量が多い個所を特定し、設備稼働情報と連携し分析します。Scope3については、横河電機駒ヶ根工場で実施したカーボンフットプリント算出の知見を活かし、より詳細な分析を行います

  3. 第三者保証取得の知見を活用
    YOKOGAWAは【GHGプロトコルに基づいたScope1,2,3算定】や【ISO14067】についての第三者保証の取得に向けた取り組みを行っているため、サステナビリティ保証制度への対策をご支援します。

B. 削減戦略を立案

  1. 現場で未着手となっているエネルギー削減施策の立案
    省エネ余地や効果をデータ分析により定量化することで、これまで未着手であった取組が進むケースが多くあります。設備稼働データやエネルギー使用量を経験豊富な弊社コンサルタントが分析し、GHG排出量削減施策を立案します。

  2. プロセス間連携によるデータ分析と運用改善案の立案
    相互に影響しあっているプロセス間データを連携させ分析することで、横断的な設備運用改善案を立案します。

C. 戦略実行の体制構築・運用

  1. サステナビリティ活動の企業価値への反映
    「ダウ・ジョーンズ・サステナビリティ・ワールド・インデックスの構成銘柄(2020※1)」「CDPのAリスト企業(2019※1)」「 MSCIのESG格付けで最高位「AAA」(2023※1)」に認定されたYOKOGAWAの知見を活用し、弊社コンサルタントが貴社の企業価値向上※2を支援します

  2. 貴社業務に適した体制構築
    環境規制の更新など外部変化への対応を遅滞なく実施できる体制構築を支援します。

  3. GHG排出量削減ロードマップの作成
    グローバル評価基準とサステナビリティ活動を連携させたGHG排出量削減の中長期施策を立案します。

サービスフロー

サステナビリティに関する現在の社内体制やGHG削減施策を分析することで、今後取組が必要なサステナビリティ活動のロードマップを作成しその実現を支援します。


 

ホワイトペーパー

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