近年、重要インフラ※1企業へのサイバー攻撃は増加傾向にあります。重要インフラとは、国民生活や社会経済活動に不可欠な基盤であり、攻撃者は経済的、社会的な混乱を引き起こす目的でこれらの企業を標的にします。
重要インフラを始め、様々な製造業の工場の保安や建設で使用される高圧ガスについて、安全管理を確保するための基本的な枠組みとして高圧ガス保安法があります。これまで、高度な保安の取り組みを行っている事業者を認定する「認定事業者制度」がありましたが、2023年12月に高圧ガス保安法が改正され、「認定高度保安実施者制度」が新たに創設され、その認定要件にサイバーセキュリティ対策が追加されました※2。
2024年度より認定審査が開始され、各事業者は認定更新・取得のためにサイバーセキュリティ対策を実施することが求められており、YOKOGAWAでは、認定更新・取得に向けたセキュリティコンサルティングサービスを提供いたします。
※1 重要インフラとは
※2 認定高度保安実施者制度について
※1 認定高度保安実施者に関する認定の基準の詳細について |
認定高度保安実施者の認定を取得するためには「サイバーセキュリティの確保に関する計画の策定、実施、評価及びその改善等を継続的に行っていること」が求められています
YOKOGAWAでは認定取得に向け、サイバーセキュリティ対策の目的から方向性、体制、定期的な評価と改善について、基本方針を定め、文書化し、お客様に合わせたサイバーセキュリティロードマップの策定をご支援します
ご支援内容・アウトプットイメージ(2/4)■セキュリティリスクアセスメント概要お客様の製造現場に合わせて“現状の”セキュリティリスク評価を行います。以下のような各種セキュリティ規格や基準、ガイドラインをもとに、お客様の生産現場のセキュリティリスク分析を行います。 ・経済産業省 工場システムにおけるサイバー・フィジカル・セキュリティガイドライン 評価後、報告書と共にお客様に合わせた“セキュリティのあるべき姿”をご提案します。 成果物・OTセキュリティアセスメント報告書 |
セキュリティ対策を製造現場に実施していく上で、指針となる“OTセキュリティポリシー”を策定することが重要です。以下のような各種セキュリティ規格や基準、ガイドラインを参考にして検討します。
経済産業省 工場システムにおけるサイバー・フィジカル・セキュリティガイドライン
各種業界 情報セキュリティガイドライン
現場へヒアリングしながら、セキュリティ対策の指針として“実現可能”なポリシーの策定をサポートします。
認定高度保安実施者の認定を取得するためには、サイバーセキュリティに関するロードマップの策定後、計画に沿って、適切なセキュリティ施策を実施することが求められます
YOKOGAWAではお客様の環境に合わせ、さまざまなセキュリティサービスをご提供いたします
YOKOGAWAは重要インフラを始めとした各分野の製造業様に対して、長きに渡り制御製品を納入し、さまざまなお客様の現場を熟知しています。
製造現場の抱負な知見や自社のセキュリティ施策の経験、ITの知見から、お客様に合わせた最適なセキュリティ対策をご提案いたします。
認定高度保安実施者の認定取得に対してサイバーセキュリティ対策の要件が追加されましたが、各事業者様が、どのような対策をすべきか、について頭を悩ませていると推測します。
ぜひ、認定高度保安実施者の認定取得におけるサイバーセキュリティの要件対応について、ご支援させてください。